For Family
厚生労働省委託事業
「いちかわ・うらやす若者サポートステーション」は、
平成 20 年に開所した就労相談窓口です。
開所以来、のべ 1700 人を超える若者たちと向き合い、
個別の就労相談に加えて、
就活セミナーや、地域の企業での
職場体験の機会を無料で提供してきました。
「仕事がつづかず、すぐに辞めてしまう」
「働きたいとは言うけれど、就職活動に踏み出せない」
「ハローワークや面接には行っているが、仕事が決まらない」
「ブランクが長くて、働く自信が持てずにいる」
そんなお子さんをお持ちの保護者の方のご相談も受け付けています。
お子さんの状況をうかがい、具体的なサポートの方向性をご提案します。
まずはお電話か問合せフォームからお問い合わせください。
(047-395-3053 / 火~土曜日 10:00 ~ 17:00)
Caseよくあるご相談事例
Aさん:30歳の息子がいます。大学卒業後に就職しないまま、何年もゲーム三昧、気ままに過ごしている姿を見ると将来が心配です。どう声をかけたらいいでしょうか?
サポステから:「このままじゃいけない」と感じながらも、ゲームで気を紛らわせているという方も多くいます。そこで「いつまでこの生活を続けるの?」「バイトでもなんでもいいから始めなさい」と言っても、「ブランクが長い自分には無理」と感じ、踏み出せないのではないでしょうか。
まずは親御さんの相談から始めませんか。息子さんが「自分でもできるかな」と思えるきっかけをどうつくるか、一緒に考えましょう。
Bさん:20歳の娘は、おとなしい性格で人づき合いが苦手なところがあります。中学校で不登校気味になり、通信制高校を卒業しましたが、アルバイトの面接に行ってもなかなか受かりません。面接の練習や履歴書のアドバイスをしてもらうことはできますか?
サポステから:サポステの利用者さんにも「人づきあいが苦手」という方が多くいます。働きたいという気持ちがあっても、面接でうまく自分の良いところを伝えられないこともあるでしょう。サポステでは、コミュニケーションプログラムや面接対策を通して、自信をもって面接に向かえるようお手伝いしています。まずは娘さんと一緒にサポステにお越しください。これまでのお話をうかがい、今後の目標や活動のペースを考えていきましょう。
Cさん:38歳の息子がいます。高校卒業後、アルバイトや派遣を転々とする生活を送っていましたが、最近は仕事も減り、家にいる時間が増えました。安定した仕事に就いてほしいと思い、ハローワークに連れて行きましたが、面接に行く気配がありません。どうしたらいいでしょうか?
サポステから:就職氷河期世代の方の多くは非正規雇用を余儀なくされ、安定した仕事に就くという期待を持ちづらい時代を生きてきました。息子さんとしては「いまから正社員は無理」とあきらめの気持ちが強いのかもしれません。まずは、これからの働き方について息子さん自身がどう感じていらっしゃるか、お話をうかがえたらと思います。息子さんにサポステで相談してみることを勧めてみてください。
Lecture保護者向け講演会のご案内
「働くことに悩むわが子に、親がすべきこととは?」
かつてニートやひきこもりを経験し、サポートステーションを経て
自立にいたった若者たちのインタビューを交えながら「親がすべきこと」を3つのステップでお伝えします。